記録ノートその2

    書字障害

 第二子でしたし、成長の大体の流れは把握していたつもりが、ことごとく
期待に裏切られて、私の教え方が悪いのか・・・悩んで、頭を抱えていたのですが、この子は 漢字は一生書けないでしょう。 と、障害名を聞いて
普通なら ショックなところ、ホッとしたのを 思い出します。

もう、叱らなくて良いんだ〜。無理させなくて良いんだ〜。
と、思ったのが1番だったかな・・・。

でも、娘は有ることがきっかけで 毎日頑張って 書き続けて100点満点中
20〜30点が限度ですが 書けるようになったのです。

その、ある事とは。
3年生の時に いつも ルールを守らない男子に 懲りずに注意をし続けていたら、その子に「お前みたいな奴に 注意されたくないね〜!漢字テストいつも 0点のくせに!!」
と、言われて帰って来て。 「ママ!!テストが0点の子は 人に注意しちゃいけないの?」って、泣きながら 訴えられて。
娘いわく、テストの点数は 頑張ってるんだから 仕方ない・・・
けど、悪い事をしてる子を見ても 0点の子は注意をしちゃいけないのは
納得がいかない。私は悪くない。って。

娘が 言う事は確かに 正しい。   けど、世の中ってやつは 正論ばかりが通るとは 限らない。  どう説明して、分かってもらおうか (;一_一)

そこえ お兄ちゃんが(この頃は お兄ちゃんも まだ小5)登場。
よせば良いのに、「ガハハ〜〜 当たり前だよ!俺だって おバカさんに 注意されても きかないね〜〜」  と、妹をからかう様に 口を挟み、更に泣かしてしまった。

その後 娘の根性が入った返答が!!
「じゃあ 頑張る!絶対100点取る!! ママ、どうしたら100点取れるの?〜〜〜」と、ポロポロと涙を流しなら 聞いて来る素直な目に 私も一緒に 泣いちゃったな❤

今までみたいに サボり気味じゃ100点は無理だよ (*^_^*)
人の何倍も 頑張って沢山 書かなきゃ100点は取れないよ (*^_^*)に
「うん(^_-)-☆頑張る!絶対に負けたくない!」だった。

チョッと悲しい涙も 流したけど、その子のお陰で 頑張れて
書字障害を持ってるのに 書字障害なのに まだまだですが 漢字は
随分 書けるようになったと 思います。 今は6年生だから 覚えても
覚えても 次から次へと 増えてくる漢字に 追いついてはいないですが 私は 今の状態で十分満足です (^_-)-☆
よくやった!!   と褒めてます。

甘やかす事は いくらでも出来るけど、やっぱり 子供の為にはならない
普通級で 良かったと。 色んな出来事が 娘を成長させてくれてるし
こんな事件が無かったら きっと 娘は 今ほど漢字を書けて 読めてはいなかったと 確信が持てるから。